●緊急事態宣言下で
新型肺炎感染拡大が叫ばれるなか、あるていど対策がかたまってきた状態でのイベント開催。
私自身は東京何回目だ? 4回目かな?
他に札幌と京都に出てるのでちょっと怪しいんですが、そろそろ慣れてきたのでせめてなにかお手伝いしようという気持ちでサークル参加しました。
とか言って、私が人に会いたかったからなんですけどね!
●ざっくり感想
たのしかったです。
人が目の前で動いてて、直接本を手渡すことができる。
前回(第31回)でも感じましたが、人との接触が制限されるいまの状況でなんとかして場を設けてもらったことのありがたみというか(そういう言い方はあんまり好きじゃないけど)、うれしくてはしゃいじゃいますよね、もう。
とはいえ今回もともと体調が怪しかったこともあり(風邪とかじゃないです、月例腹痛です)、基本姿勢が「ブースのパイプ椅子でぐったり」だったので本当はもっとはしゃぎたかった。
見たことある名前の方のブースに突撃かましたりしたかったんですが、そのパワーはなかったすね……お話しする元気がないので買い物もほとんどできず。しかたない。
そんななか、今回は初がふたつありました。
- 朝の会場設営ボランティア参加
- 既刊
●会場設営ボランティア
身体しんどいのに朝から何やってんのって感じですが、参加しました会場設営。
すごいよ、きっと何度も設営を経験してるであろう猛者の方々がガンガン作業さばいていくの。私は途中から遅れて参加したこともあって、「なにしたらいいですか!」ってくっついていくだけだったんですが皆さん声をかけあってまー早かった早かった。早すぎてヤマトさんを追い立ててしまいました。すまぬ。
会場がだいたい組み上がったところで、人手が足りてるところに金魚のフン(あるいはみそっかす)のようについてまわるのもいい歳してカッコ悪いので、早々に見切りをつけてふたたび「なにしたらいいですか!」と。
そしたらありました、初めての方でもできる簡単なお仕事。
「出店者受付の補助」
体温はかってCOCOAアプリ確認して出店者証もらって出店者シール渡す、アレです。奥の列にいました。お手伝いしながらいろんな出店者さんの搬入スタイルを拝見して、こっそり勉強していました。
いやー貴重な経験をさせていただきました。何より、運営側のお手伝いをすると「私は今日すでにがんばった」っていう謎の充足感と市民権じみた何かが得られてとてもいいですね。ほぼ錯覚ですが。
●既刊
なんのこっちゃと思われますでしょう。私もです。
というのも、私ほぼ毎回新刊を持ち込んでたんですよね。新刊出さないと本がなかったので。それから、過去に作った本をどうしても改稿したくなったりして取り下げたりしてると、ふたたび出すものがなくなってしまって。
創作に取り組むようになって(中学時代を除けば)5年目、ようやっと一冊一冊を積み上げられるようになりました。
今回メインで持ち込んだのは3冊。
- あいしかたがわからない:謎設定のせいで微妙にこじれるふしぎラブコメ短編集
- 魔法使いの弟子:へなちょこ男子の成長短編集 よく考えたらあんまりファンタジーじゃない
- 銀杏堂異聞:本屋の地下から異界(空想の棲む世界)に渡って自分探ししにいく話
いずれも直前に開催された通販型イベント・Text-Revolutions EX2(以下テキレボ)や、前回の文フリ等に合わせて作った本だったので、なんとなく扱いもわかっていたし変な気負いもなかった。
手にとってもらえるかどうか、反応はもちろん気になるけど過剰に一喜一憂せずにすんだので気が楽でした。あと、既刊が揃ってるとブース設営やりやすい。物量だいじ。
テキレボですでにそこそこ数が捌けていたことも心の支えになりました。
まあ、一番売りにくい(草群史上初めての厚さ&あらすじ説明がヘタ)銀杏堂を山ほど刷っちゃったんでこれは気長にやるとして……この話は創作スタートしてはじめて終わりまで書ききった小説なので思い入れが深いのです。だいぶ手は入れたんだけど今のテイストとだいぶ違うのは初期作品だからです。でもそこそこおもしろいから読んで……
これからは既刊をたくさん積み上げていって、売り子の姿が見えなくなるくらいの壁をつくりたいですね。お品書きとかポスターとか本そのもので。あと「終売」って言ってみたいです。がんばります。
●会えて嬉しい楽しい文フリ
お返しできるものが気の抜けたうすら笑いくらいしかなくて申し訳なかったんですが、何度か続けて文フリ出たり他のイベントでがっつり自己主張したこともあって顔を見知っていただく機会も増えまして、長年の夢だった「アー!!〇〇さんおつかれさまです!!」ができたのが嬉しかった……。
声かけていただいたり無配もってっていただいたりお買い上げいただいたりあまつさえ差し入れまで頂戴いたしましてなんとお礼申し上げていいやら(次回菓子折もっていきます)
ほんとに夢だったんです、「アー!!こんにちはお久しぶりです!!」ってアレ……
ああ、わしはやっとこの世界に市民権を得たのじゃな……
認知されるというのはそれだけで幸せで、かつ、作品にとっては日の目を見る貴重な機会。作者の怠慢で人目に触れることのなかった本や登場人物たちがやっとスタートラインに立ったということ。
みんな作者と違っていい子なので可愛がってあげてほしい(真顔)。
とはいえ今日はほんとに元気が出なくて、きっとチャンスをたくさんスルーしてしまったと思うので次回はエネルギーを過充電して臨みたいところ。
●良かったこと&次頑張りたいこと
<良かったこと>
- フリーペーパーを置いたこと:テキレボわくおたパックの遺産、会話のきっかけになった)
- 値札の大きさが見やすかったこと:ハガキサイズでちゃんと作った
- ブース設営に高さが出せたこと:ダイソーの本棚整理用段ボール棚のコスパ最強説あとポスターちゃんと作った
- カタログ整備&事前の宣伝できた:援護射撃ありがとうございました!
<次頑張りたいこと>
- 元気な状態で参加する:寝ろ
- シリーズものを出したい:どうやったら長編が書けるようになるんでしょうか。プロットかな。
- ジャンル迷子を卒業する:ファンタジーじゃない気がしてきた もっとわかりやすくしよう
- キョドらないでしゃべれるようになる:なりたい
- すぐおねむにならない:寝ろ
こんなとこですかね……
ほんとはテキレボのレポート書かなきゃなんですが、いろいろありすぎてボリュームが……そろそろ書きます。今回恥ずかしがらずに宣伝ツイートできたのはテキレボのおかげなので。
最後になりますが、今回会場設営にも参加して運営スタッフの方々ともすこしお話しできたことで、イベントを作って支えてくださっている方のことも少しわかった気がします。
いつも本当にありがとうございます。
イベントはみんなでつくるもの。
この気持ちを忘れずに、これからも創作活動やイベント出店、好きなもので通じた仲間との交流を末永く楽しんでいきたいと思います。
……カタいな。
みんなで楽しくやって、いつか打ち上げで浴びるように呑んで胴上げしようぜ(危険)!!
うおおおお私にビールサーバーと焼鳥をくれえええええ
あとBOOTHはこちらです→BOOTH
(おわり)